金型技術・人材プラットフォーム
“職人の背中を見て覚える”時代ではなくとも、その背中には“何か”ある。技術者と非技術者の間にある壁を取り除き、自発的に成長するために。
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ものづくりの現場で良く言われていた“見て覚えろ”という教え。そして“DX”や“AI”など、デジタル技術や新技術を活用した取り組み。
パソコンを使う現場や事務系の仕事、とりわけ業務システム等に関しては書面によるマニュアルが充実している事が多く、新入社員はそのマニュアルを見ながら実際の操作ができる仕組みがある程度確立していることが多いのではないでしょうか。しかし、マニュアルがあるが故に業務全体の見直しが進まない(新しい発想が生まれにくい)事も多々あるでしょう。
工作機械等のオペレーションにも操作マニュアルがあり、時には手書きで追加されていることもあり、操作という点においては、業務システムと同じく統一できるものです。
しかし、例えばレストランのシェフ、設計、デザイン、ものづくりの現場では、経験や発想など個人に紐づくものが存在しており、標準化のハードルが非常に高い。製造業でDXが進まないという原因の一つはこういった点があるのではないでしょうか。
また、技術部門・製造現場・品質部門・営業部門等、それぞれの立場・見方があり、そこにお客様やサプライヤーが入り、利用するシステムや工作機械が違えば、使われる言葉も微妙に違い、自分にとっての「当然の事」が第三者にとっては「当然ではない事」の可能性もあり、これも標準化・マニュアル化することが困難で、それらを付き合いや慣れ・いわるゆる「阿吽の呼吸」「いい塩梅」でこなしてきたのが現状ではないでしょうか。
人材育成に求められるのは、個人のスキル向上を企業がサポートすることで、企業の力が高まる仕組み。
経験を積んだ技術者・現場の多くは、言葉で非技術者向けのわかる言葉で表現することに慣れておらず、「後輩の育成」が思ったように進まないことが多い一方、言葉で表現してスムーズに交流ができると理解した環境下においては、積極的に交流し経験値を深める傾向にあります。技術は経験値と新たな発想が必須であると、理解しているからです。
異業種間・技術者間の交流を促進し、多角的な視野を持つ技術者を育成することで、他部署の「当然」や「立場」を理解し、技術者と非技術者の間にある”常識の違い”をなくす。
弊社は、皆様の既存業務や取引先を維持したまた、個人のスキル向上・企業力を強化するを図るプラットフォームを提供します。
技術者の学びは、今まで「案件を通しての経験」に重点が置かれ、案件が減ってしまうと学びの機会が減り経験値も上がらずに、意欲低下を招きやすいもの。しかも、往々にして技術者対象の講座等は個人で参加するにはハードルが高く、成長を感じモチベーションを保つことが、難しいのが現状です。技術者はもちろんのこと、非技術者の方が知識として学ぶ技術や、非デザイナーのためのデザイン設計、標準作りなど、自ら学ぶ力と発信し続ける力=「自発力」を育成します。
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